取り組みの一部は、次のようなものです。
- 陸域生態系、内陸淡水生態系を保全・回復し、持続可能な利用を確保する
- 山地生態系の能力強化・保全を確実に行う
- 絶滅危惧種の保護と絶滅防止のための対策を講じる
- 動植物の密猟・違法取引を撲滅する対策を講じ、違法な野生生物製品に対処する
- 外来種の侵入を防止し、優先種の駆除根絶を行う
現在の洞峰公園の姿を作ったのは、50年まえの筑波学園都市計画の中で、有識者、地域の学校理科の先生、行政、都市計画者が共に知恵を合わせて、人間の生活と自然を調和させる最善の策を講じた結果です。
都市計画中には、日本で初めてと言ってもいい総合的な環境調査(水質・土質・地形・生物等)が行われています。
今回の整備運営事業は、300~500以上樹木伐採が予測される大規模計画です。SDGs目標15を念頭においたときに、茨城県やつくば市の各種条例等に従った、整備計画である必要があります。
レッドリストに掲載されている希少種は、洞峰公園の生物多様性の象徴です。希少生物が成育・観察される環境こそ保全されるべきと考え、茨城県、(株)長大、つくば市に保護・保全を要望しています。